



大学入試のしくみを理解できていますか?

このページをご覧になっている受験生や、その保護者のみなさまの中には、学校の進路説明会や受験情報誌などで、たくさんの入試形式の名前を見聞きして、混乱されている方も多いのではないでしょうか。
現在の大学入試には、「公募推薦」「指定校推薦」「総合型選抜」など、どのような形式で合否が決まるのかや、名前からは、出願資格がわかりにくい入試形式がたくさんあります。
また、すべての大学が、すべての形式の入試を行っているわけではありません。
今回は、大学入試の中でも「推薦(年内)入試」についてご説明します。
「推薦(年内)入試」には一般入試を目指している受験生にもメリットがたくさんあるため、
ぜひ挑戦してほしい入試形式です。
推薦(年内)入試について理解しよう
一般選抜、推薦(年内)入試の
位置づけ
私立大学入試の主な形式

私立大学入試は「一般選抜」と「推薦(年内)入試」の2つの形式に分けることができます。
さらに「推薦(年内)入試」には「公募推薦」「指定校推薦」など複数の形式があります。
本ページでは、「推薦(年内)入試」全体の説明をしていきます。
私立大学入学者の57%以上が利用!
推薦(年内)入試について
「推薦入試」というと、高校入試までの知識で、自分と関係のない入試形式のように感じる受験生の方もいるのではないでしょうか。
例えば、「部活やテストの成績で大学の推薦入学をねらっている友だちに比べると、あまりアピールできるものはないな…」など。
しかし、私立大学の推薦入試の中には、「だれでも受けられて、さらに年内には受験が終わる推薦入試」があるのです!
それが「推薦(年内)入試」です。
私立大学の入学者全体を見ると、現在では57%以上の受験生が、この「推薦(年内)入試」を利用していることが分かります。
こんな方におすすめ!
- 早期の段階で大学から入学資格をもらって安心したい人
- 早めにスベリ止めの受験を終えて、2月の本命受験の時期は本命の受験だけに集中したい人
【参考】
推薦(年内)入試を受けるメリット♪
なぜ多くの受験生が推薦(年内)入試を受けるかというと、この入試を受けることで多くのメリットがあるからです!
シンプルに「受験のチャンスが増える!」という以上に、大本命の大学の入試に、安心して全力投球するために、推薦(年内)入試を利用すべき理由をいくつかご紹介します。
メリット1
年内にスベリ止め受験を終えて、ゆとりのある日程で一般入試を受けられる
推薦(年内)入試の学科試験(教科ごとの筆記テスト)は11月に行われますが、12月に合格を確認後、1月をまるまる一般入試の対策にあてられるため、2月の一般入試をゆとりをもって迎えられます。
メリット2
一般入試でアコガレの大学にチャレンジするチャンスが生まれる!
推薦(年内)入試でスベリ止め受験を終え、2月の一般入試には第一志望を受験したり、アコガレの大学にチャレンジしたりすることもできます。
メリット3
直前期に、大学個別の入試対策の内容を絞ることができる!
一般入試の受験校の数を絞ることができるため、大学個別の入試対策の内容を絞ることができたり、1校あたりの対策時間をしっかり確保することができたりします。
メリット4
入試にかかる費用をおさえることができる!
一般入試期間にスベリ止め止め受験をする必要がなくなります。受験校の数が減ることで入試にかかる費用の削減にもつながるのです。
推薦(年内)入試の2つの受験プラン
推薦(年内)入試を利用する場合、主に以下の2つの受験プランが考えられます。
推薦(年内)入試で受験を終了する
指定校推薦型の場合は、併願が認められていないことがほとんどであるため、推薦(年内)入試で受験を終了するパターン
推薦(年内)入試を受験後、
一般(1~2月)入試にチャレンジ
公募推薦型の場合に、併願が認められていることが多いため、推薦(年内)入試を受験後、一般(1~2月)入試にチャレンジするパターン
もちろん、公募推薦型の場合も、年内にもらった合格で受験終了!とすることもできます。
大学卒業後のこともたくさん考えて推薦(年内)入試と一般入試の出願先の組み合わせを考えましょう。
確実に合格へ導く!
個別館の推薦(年内)入試コース
個別館では、推薦(年内)入試受験プランに特化したコースをご用意しております。まずは、お子様のゴール・お悩みに応じて受験プランをご提案いたします。
受験プランのご提案には、以下の情報が必要です。
受験プランご提案に必要な情報


まずは入会前に、面談にて
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事例紹介
チャンスを増やそう!! 推薦(年内)入試と一般入試の組み合わせ
推薦(年内)入試は、一般入試と組み合わせることで、大学合格のチャンスを広げることができます。
ここでは、具体的な2つの受験方式の組み合わせ方法をご紹介します。
- 例1
- 例2
- 例3
本命「関関同立」を安心して受験するために、年内に「産近甲龍」の入試をクリアするパターン
こんな方におすすめ!
スベリ止め合格のお守りをもって、アコガレの関西最難関「関関同立」にチャレンジしたい受験生
例:推薦(年内)入試で近畿大学に合格して、一般入試は関西学院大学を受験
推薦(年内)入試を「2科目マーク式試験」で受けた後、一般入試を「3科目マーク式+記述式試験」の対策を行います。
一般入試で「産近甲龍」を受験する前に、「摂神追桃」の推薦(年内)入試で実力を試す手堅いマーク式併願パターン
こんな方におすすめ!
早めの対策、着実なステップでマーク式入試をクリアしたい受験生
例:推薦(年内)入試で摂南大学の合格をもらい、一般入試は近畿大学を受験
推薦(年内)入試を「2科目マーク式試験」で受けた後、一般入試に向けて「3科目マーク式試験」の対策を行います。
1~2月に第一志望合格を目指して、推薦(年内)でも第一志望の大学を受験する看護系・薬科系の併願パターン
こんな方におすすめ!
目指せ、薬剤師国家資格の合格率上位大学!
例:武庫川女子大学→京都薬科大学、近畿大学併願
推薦(年内)入試を「2科目マーク式試験」で受けた後、一般入試に向けて「2科目マーク式試験」の対策を行います。
まずは入会前に、面談にて
お気軽にご相談ください
復習:
推薦(年内)入試を受験するメリット
具体的な受験スケジュールを見ていただいたところで、もう一度「推薦(年内)入試を受験するメリット」をまとめておきましょう。
-
1
余裕のある日程で一般入試を受けられる!(スベリ止めに合格している安心感から、一般入試の結果もよい)
-
2
一般入試でアコガレの大学にチャレンジするチャンスが生まれる!
-
3
直前期に、大学個別の入試対策の内容を絞ることができる!
-
4
入試にかかる費用をおさえることができる!
ここまで読んでくださったみなさまの頭の中には、「こんな受験もできるんじゃないかな?」「こんな組み合わせをしてみたい!」という
希望が生まれているのではないでしょうか。
成績や入試科目以外にも、「自宅から通える場所でないと…」であったり、「資格取得に有利な大学が良い…」であったり、
受験生とそのご家庭によって、志望大学の組み合わせ(併願パターン)は無限大です。
自分自身にとって、どのようなことが志望大学選びの優先順位に関わってくるのかを、今から考えることが大事です。
入塾前面談のご案内

個別館では、入塾前に面談を行うことで、受験生一人一人の学習に関するおなやみや不安を解消し、
明確な目標を持って学習に取り組むことができるようサポートを行っています!
現在の大学入試には、ゴール地点=大学合格までたくさんの選択肢が用意されています。
しかし、必ずしもすべての受験生が、すべての選択肢から進路を選べるわけではありません。
まず大事なのは、現状の成績と、現在の志望から「いま何をすべきか」をはっきりさせること。
一日も早く受験勉強に取り組むことが、後々の選択肢を増やすことに繋がります。
みなさまの未来を考えるスタート地点として、ぜひ、個別館の教室での入塾前面談をご利用ください!
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個別館の推薦(年内)入試セミナーのご案内


10/8(日)、10/9(月・祝)「有名私立大学進学説明会」
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合格のために必要なのは、「正しい情報を知ること」「目標をはっきりさせること」「目標に向けて気持ちを切らさずにがんばり続けること」です。
個別館にも、入塾時には、どうやって受験勉強を進めていけばよいかわからない方がたくさんいらっしゃいます。
そのような不安でいっぱいの方々が、個別館での進路指導や授業を通して、「自分にピッタリの受験方法」や「いまやるべきこと」をはっきりさせることで、
受験勉強に前向きに取り組み、合格を勝ち取られていく姿を、毎年たくさん見せていただいています。
複雑な大学の受験情報を前に、不安やあせりを感じる高校生の方やその保護者の方のお役に立てるはずです。
セミナー講師 中村祐介氏(大学受験予備校 研伸館 専任講師)ご紹介
学校推薦型選抜・総合型選抜が世の中で注目されていなかった時期から指導を開始し、現在ではその分野の第一人者として知られる。趣味は全国世界の大学めぐり。
著書に『直前30日で9割受かる 中村祐介の志望理由書・自己推薦書』『学校推薦型選抜・総合型選抜 だれでも上手に話せる面接合格ノート』『特別な実績はなくても自己アピールができる中村祐介のゼロから始める志望理由書・自己推薦書対策』
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- 本ページは、2023年度入試の情報を元に記載されています。2024年度の情報は、各大学の入試情報をご確認ください。