知識や経験不足?小学生が読解問題に陥りやすいポイント

こんにちは。個別指導塾で受験指導を得意とする個別館です。

今回は国語の読解問題を解く際に陥りやすいポイントをお伝えします。特に知識や経験が少ない小学生のお子様は陥りやすいポイントです。
意識を変えれば問題が解きやすくなること間違いなしです!

自分の知識や経験によって解答していませんか?

そもそも、国語という科目は「文章に書かれている内容から回答する科目」です。説明文も物語文も、文章に記載のある内容をもとに解答する必要があります。しかし、お子様は知識も経験も少ないため、自分の知識・経験をもとに文章を読んでしまいます。

物語文であれば、登場人物の心情を答える問題で、お子様の経験が反映されやすいです。例として、以下(画像1)の文章を元に解説します。

料理の腕には自信がある登場人物が「僕の作ったパンケーキが普通のパンケーキだって!」と顔を真っ赤にして言った。今回焼いたパンケーキは小麦粉やバターにもこだわったのになぜわからないんだ。このときの心情を「怒っている」か、「ガッカリした」の 選択肢から選ぶ問題があったとします。

画像1

この場合、顔を真っ赤にしているので、恥ずかしいか、怒っているかの感情が考えられますが自分が作ったものが評価されなかったときに、ガッカリした経験があるお子様はガッカリしたという選択肢を選ぶ可能性が高くなります。物語文は説明文よりもこれまでの自分の経験に基づいて解答する可能性が高いです。そうならないためには、3つのポイントを押さえて心情把握を進めましょう。

心情把握の3つのポイント!

①登場人物の「せりふ」を確認する
誰のセリフかを明確にしましょう。文章に明確な記載がない場合は、書き込むことをお勧めします。 セリフの言葉選びから、おおよその心情がつかめます。

②地の文つまり、セリフでない部分を確認する
この文章では、今回焼いたパンケーキは小麦粉やバターにもこだわったのになぜわからないんだ。という登場人物の考えが独白調で書かれている部分が地の文になります。 地の文で記載されている箇所を見落とさないようにしましょう。

③「出来事・状況・行動」から読み取る

まずは1つ目の登場人物のセリフを確実に押さえることを意識しましょう。
文章に書いていることを根拠に回答する習慣を身に付けることは副次的な効果もあります。それは相手の話をきちんと聞くという姿勢が身につくことです。様々な考えがあることを理解するために、良い人間関係を築きやすくなります。人の話を聞く際に自分の知識や経験に基づいて判断をしてしまいがちです。
しかし、「主語を自分」ではなく、主語を「相手、つまり国語の場合は著者や登場人物」にする考え方を身に着けるだけで、相手の立場に身を置いて考えることができるからです。

国語を学ぶということは、ただ勉強するだけでなく、様々な考え方の基本となる姿勢を身に付けることが出来るものだと思っています。ぜひ、個別館で色々なことを学んでみませんか?